「全国最下位」返上なるか 最低賃金893円の岩手県で知事自ら労働局長に改正申し入れ - 産経ニュース
全国で単独の最下位となり、都市部のみならず隣県との格差
地域別最低賃金は高い順にABCの3ランクに分類されている。最も高いAランクは首都圏と愛知、大阪の6都府県。岩手県は最も低いCランクだ。
令和4年度の最低賃金は853円が全国最下位で、青森、秋田、高知、愛媛、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄の10県。愛媛を除く9県がCランクだ。岩手は同ランクながら、山形、鳥取、大分と同じ854円だった。5年度は、これら計13県に一気に追い抜かれた
改正額も896円の沖縄や899円の大分以外は、高知・宮崎・鹿児島・愛媛が897円、青森・長崎・熊本が898円、佐賀・山形・鳥取が900円で横並び。